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楽な方に流されずに、必要なものを見極める。
わたしはテレビを見なくなった。
昔は、家に帰ったら寝るまでの間はテレビの前で過ごすのが当たり前だった。
それは面白いから見ているというのも、
もちろんあったけれど、そういうわけでもなく
ただ単に小さい時からテレビがついていることが
日常になっていたということが自分の中では大きい。
そんなわたしはテレビを見なくなった

テレビを見ていて楽しいと感じるのは
総視聴時間の13%にしか過ぎないという・・・
これは心理学者ハイ・チクセントミハイ氏の研究結果だ。
ということは1時間テレビをみて楽しいと感じるのはたったの8分だけ。
一方、趣味に没頭しているときは34%
スポーツをしているときは44%。
それなのに、多くの人は他の娯楽よりも
テレビをみるのに4倍もの時間をかけている。
テレビはリモコンをONにするだけで成立する「受動的な楽しみ」だ。
その結果、「暇だから見てたけど面白くなかった。でも時間は過ぎていた(゚∀゚)」
という感想を抱く羽目になる。
テレビを見なくなった理由を思い返してみると
テレビを見ないようにしたわけではなく
「自分で生産する楽しみ」を見つけたから見なくなった
という表現があっているかなと思った(゚∀゚)
「受動的な楽しみ」から「生産する楽しみ」に変わった

わたしの趣味は絵を描いたり、
ブログを描いたりすることなんだけれども
そういった自分で段取りを決めて下準備をしたり、
考えたことや物を形にしていくような
生産する楽しみを見つけてから、受動的な楽しみ(テレビをみる)
を楽しいと感じなくなった。
多くの人はこの生産する楽しみの段取りや費用がかかる下準備に
高いハードルに感じ、受動的な楽しみに流れてしまう。
楽な方に人は流れがちだ。
しかし、楽な方ばかり選んでいると、
人は自分を本当に幸せにしてくれなくなる。
生産する楽しみを覚えてから、テレビを見なくなったこと意外にも
ただ単にストレス解消のために行っていた「無駄な買い物」がなくなった
少し前までは、可愛いと思った服やアクセサリーはバンバン買っていた。
しかし、「自分が生産する側」思考に変わると
「楽しもうとしているものや可愛いと思って手にしようとしたものは、他でもない誰かが作ったものだ。」と思うようになった
そうなったわたしの思考は
「可愛いから買いたい」から
「可愛いから自分で作れないか」に変わった。
「生産」が習慣になると、これまで「消費」だったものが「生産するための消費」に生まれ変わる。
ブログや絵を書くようになってから、
わたし自身、いろいろな商品やサービスを受ける時に
「もっとこうしたらいいのに」だとか
「これ可愛いな!わたしも真似しよう!!」
と、消費者でありながら生産者の目線で物事を考えられるようになった。
これは、自分はこれから独立して
事業主として活動していく上でとても大切なことだと思っている。